防災シリーズ2
前回の防災シリーズ「骨折編」に引き続き、
今回は「ビニール袋でご飯を炊く」編をお伝えさせて頂きます。
大きな地震や災害が起きた時、ガスも止まり電気や水道が使えない場合があります。
そんな時、ストックの飲料用水を少量使って、
洗い物を出さないようにお米を炊く方法をお伝えします。
◆用意するもの(1人分)◆
・ポリエチレンのビニール袋
※ポリエチレン=燃やしても有毒なガスが発生しない袋
・お米1合
(紙コップ1杯もしくは湯のみ1杯分でも計量可能です)
・飲料用のお水、お米と同量
・お米を炊く鍋に入れる用のお水
(飲料用が余分にあればそれを使うか、湧水や水道が止まる前に貯めていた水などを使用。一度炊いた後も繰り返し使えますし、洗濯等にも使用できます。)
~作り方~
①お米は洗わずにビニール袋に入れる。
②お水もお米と同量入れる。
③割り箸を使って鍋の底にビニールがつかない長さまで調整する。
※割り箸がガスコンロの火にあたらないように注意。
④約45分程、沸騰したお湯に入れておくと完成。
一人で食べれないぐらいのお米が炊けました。
サランラップでおにぎりを作ったりも出来ますね。
お米を洗わないので少しぬかの匂いもしましたが、
災害の時はそうも言ってられません。
ただ、塩やふりかけを常備しておくと良いと思います!
〈水道が止まった時の知恵〉
雨水を貯めれるようにペットボトルやバケツ等を外にたくさん置いて
雨水を貯めておけば、トイレに流す水を確保できます。
飲食もお皿にサランラップを巻いて、極力洗い物が出ないようにしましょう。
〈普段から常備しておいた方が良い物〉
○サランラップ
○ビニール袋(ポリエチレン)
○割り箸
○紙コップ
○飲料用水(ペットボトル)
○カセットコンロ
○予備のガスボンベ